~服を売らない店員さんの~初心者ファッション塾

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大いなる勘違いと自信の崩壊【メディアで言えないディープな話 #2】

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改めまして、初心者ファッション塾編集長の小林です。

 

前回は、僕自身のお恥ずかしい過去の話、そしてファッションが変化のきっかけを与えてくれたという話をしました。

 

ですが、オシャレとは難しいもので、一歩間違えれば大きな勘違いに繋がってしまうものでもあるんですね。

 

オシャレを知ってから順調に変わりだしたと思っていた僕は、ある一件を機に再びどん底に落ちてしまうことになります。

 

今日はそんな話をしようと思います。

 


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大いなる『勘違い』

ストレートパーマのきっかけから『ファッション』に目覚めた僕は、しばらく楽しく過ごしていました。

 

ファッション雑誌を読み、髪型を意識し、自分はオシャレになったんだ!

 

...そう、思い込んでいました。

 

ところが、ある時期から違和感を覚えはじめます。

 

実はというと、僕の学校は基本的に制服でした。つまり、今まではほとんど自分の私服を人に見られる機会がなかったわけです。

 

気づき始めた違和感

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当時の服装。この頃は自分がオシャレだと思っていた。

 

そんな中で、稀に人に見られる機会が『模擬試験』の日でした。

 

大学受験の模擬試験は休日に行われることも多く、試験によっては制服ではなくて私服で行く場合もありました。

 

当然、同じ日にクラスのみんなが行くわけなので、私服が見られるわけです。

 

もちろん当時の僕にネガティブな感情はなく、『むしろ自分の服装を発表できる機会だ!』と言わんばかりにワクワクした気持ちで外へ出ました。

 

とはいえ、今まで特に何か服装について褒められたり、指摘されるようなことは一度もなかったのですが...

 

そんなある日、初めて服装について指摘されることがありました。

 

『モグラ』

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その日のために、気合いを入れて購入した『茶色いブルゾン』を羽織り、いつも通り気分よく模試会場に足を運びました。

 

そして、当時よく話していた女の子の一人に遭遇し、しばらく話しながら歩いていたところ、話の流れで着ている服の話になったんですね。

 

そこで不意に、こんな事を言われました。

 

「なに、今日の服はモグラがテーマ?(笑)」

 

彼女は、半笑いのようなテンションで自分の服装を指摘しました。そして、そこから帰るまで『モグラ』と茶化され、その日を終えました。

 

それが、オシャレを意識し始めてから初めて指摘された言葉だったのですが、この辺りから自分の中で『あれ?』という感覚が芽生えはじめます。

 

そして...その違和感が決定的となった出来事が起こりました。

 

自信の崩壊

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ある日の学校帰り、駅でたまたま中学時代の同級生二人に出会いました。

 

久しぶりだということで、そのまま軽く近くのマクドナルドに行って少し話すことに。

 

彼らはどちらも、いわゆる『スクールカースト上位』の人間。

 

当時は引け目しか感じていなかったわけですが、 おしゃれを手に入れた今の僕はひと味違います。

 

昔よりも堂々とコミュニケーションをし、少し対等に話せた気がしました。

 

しかし...です。

 

ここから少しずつ雲行きが怪しくなり始めます。

 

ファッション感度の高いギャル

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どうやらこの後『文化祭でナンパして仲良くなった女の子が遊びに来る』ということで、僕も一緒にその子が来るのを待っていました。

 

「今までの経験を披露する場がついに来た・・・!」

 

そう思いました。

 

ですが、しばらくしてやってきたその女の子は...

 

  • 自分が関わった経験がないぐらい美人の
  • 明らかに話慣れしている
  • ファッション感度がいかにも高いギャル

 

いきなり、自分は面食らってしまいました。

 

緊張のあまり、なかなかうまく話せない。気後れする。目を見て話せない。あの中学時代の記憶がフラッシュバックしてきた感覚でした。

 

緊張 

明らかに、僕の顔は緊張で固まっていました。

 

そんな風に動揺していたところ、たまたま自分の財布の中に入っていた『僕のプリクラ』がそのギャルの目にとまりました。

 

当然そのプリクラに映っているのは僕の私服。

 

そこに一緒に映っていた友達は服に無頓着だったので、『これはやばい』と思い、僕はとっさにフォローの言葉を添えました。

 

『俺の友達いつも変な服装するんだよね(笑)』

 

すると、すかさずそのギャルがこう返しました。

 

『あなたも大概ですよ(笑)』

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そのときの言葉の響き、トーン、スピード、そして彼女の表情、今でも全て鮮明に覚えています。

 

『あなたも大概ですよ』

 

その瞬間、 時が止まったような...、頭を金槌で打たれたような感じがしました。

 

そうか、 自分がずっと勘違いしていたのか。

 

自分はオシャレになったと思い込んでいたのか。

 

実際は、オシャレでもなんでもなかった。

 

結局、彼らから見たら、タダのダサくて面白くないコミュ障でしかなかったんだ。

 

...僕は作り笑いをして誤魔化しました。その後にどんな会話をしたのか、もう今はまったく覚えていません。

 

これまでの自信は、すべて勘違いの虚像でしかなかった

よくよく考えてみれば、自分の高校は真面目な進学校。ファッション感度も全くと言っていいほど高くありませんでした。

 

結局、中学時代のイケてるように見えた人たちを目の前にすると、自分は何の変化もないただの残念な勘違いコミュ障人間でしかなかったわけです。

 

僕は家に帰り、今まで読んできた数冊のファッション雑誌を見返しながら、

 

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何が違うんだ

何が違うんだ

何が違うんだ

 

と必死に探しました。だけど、自分の何がダサいのか、オシャレな人と何が違うのか、自分の目では全く分かりませんでした。

 

なんで、俺はオシャレになれないんだ・・・

 

そうか、結局はセンスなのか。変わりたいとどれだけ願っても、結局はセンスなのか。才能なのか。天から与えられたものなのか。

 

虚無感

それからしばらく服が嫌いになり、ファッション雑誌も全く読まなくなってしまいました。

 

そして『オシャレ』というものが、いったい何なのかも全く分からなくなってしまいました。

 

自分に対する自信も失ってしまい、結局中学時代と何も変わってないじゃないかという感覚に陥りました。

 

僕は、どうすればいいか全くわからなくなってしまいました。

 

本物の自信

そして、そのまま僕は大学生になりました。

 

ファッションも、コミュニケーションも、そして自信というものも全くわからなくなった僕。

 

ですが、そんな僕はある場所との出会いによって、大きな転機が訪れることになります。 

 

全ての自信を失ってしまったところから、どのようにしてその自信を取り戻したのか?

 

この続きは次回にお話ししようと思います。

 

あとがき:

今回も長い文章ですが、お読みいただきありがとうございました。

 

次回で、僕のエピソードについてのお話は最後になります。

 

次回の話には、最速でオシャレになるため・自信を付けるためのエッセンスが凝縮されています。全くオシャレが分からなくなってしまった僕は、ある出会いを機に急激な変化を始めます。

 

ぜひあなたにもこの話を応用して頂いて、最短ルートで変化していって頂ければと思います。

 

それでは、明日またお送りしますね。

 


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