
どうもです、服を売らない店員さんの小林くんです。
脱初心者量産計画シリーズ第二弾、今日は配色についてのお話です。
おしゃれを考える時に大事なポイントには大きく分けて2つあって、それが①シルエット・②配色。このふたつ。
その中でも今日は配色についてのお話をしていくわけですが、
まず、あなたはいつもコーデの色を考える時にどんなことを意識していますか?
服装の色使い、どう工夫してます?
・・・と言われると、
「この色とこの色は相性がいい」とか、「ネイビーにカーキは合う」とかそういうのを意識しがちですよね。
でも、ぶっちゃけそんなことどうでもいいんですよね。笑
そんな色の組み合わせなんかぜーんぜん知らなくても、「なんかあの人の服装は色が綺麗でオシャレに見えるな~」と思わせる事が出来るんっすよね。
ほんとに。
今日は、実はおしゃれな人のほとんどが無意識にやっている、色の明暗のバランスについてお話しますねっ。
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まずはこれをみてみて
明暗のバランスとか、なんやらようわからん事をごにょごにょ言われるよりも、とりあえず実際に見たほうが早いですね。
まずはこれを見てください。
WEARのトップページをスクショしました。
これだけ見ても「???」って感じだと思いますが、この画像がほぼ全部説明してくれてるんですよね。
何が言いたいのかというと、
コーデの配色を考える際には、色の組み合わせとかよりも明暗のバランスの方が100倍大事でっせってことです。
というのも、よ~く先ほどのコーデたちを見てほしいのですが、ほとんどのコーデで色味のある色は1色か2色くらいしか使われてないんですよね。
要するに、ほとんどが『白・黒・グレー』のモノトーンで構成されているよ~ってこと。
つまり、配色で大事なのは色の相性でなくて明暗のバランスです。明るいのと暗いののバランスですね。
最初にも言ったように、色の相性とかはほんとに後回しでいい。
そんなの知らなくても、この明暗のバランス感覚さえ身に付ければ余裕でオシャレに見せられます。色使いに関しては。
ってか、ある程度オシャレな人でも色味なんてほっとんど使ってないんですよね。難しいからです。
何度も言いますが、大事なのは明暗のバランスです。
明暗のバランスをたったの2色で作るには
さあ、この明暗のバランスってのをもーちょい深く見ていきましょうか。
明暗のバランスに関しては、突き詰めていくとめっちゃ複雑にはなってくるんですよね。
でも今日は特別に、それをたった2つの色の使い分けでマスターする裏ワザを紹介しちゃいます。
まあこの記事は脱初心者シリーズなので、初心者でも簡単に色の明暗を使い分けられるようにならないとですからね。
結論から言うと、慣れないうちは基本的に『白と黒』の使い分けだけを意識していればOK。
たったこれだけで明暗のバランスが取れちゃいますから。
いかに『白と黒』を上手く組み合わせて、バランスを取るのかが非常に重要になってきます。
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なぜ白と黒でバランスを取るべきなのか
じゃあ、この黒と白の2色をどう使い分けていけばええんや?って話ですね。これはまず白と黒の色の特徴を考えるのが大事。
なんで小林くんが色の明暗バランスを取るために、この2色をチョイスしたのかわかりますか?
なぜ黒と白なのかというと、単純に一番暗い色と一番明るい色だからです。笑
う~ん、なんというか、例えば明るさにレベルがあるとしますよね。じゃあ-100~+100までの明るさレベルがあるとしましょう。で、
トータルでちょうど真ん中(0)の明るさレベルにしてください!!
って言われたとします。
その時に、
[-25]と[-25]と[+25]と[+25]、合わせて丁度ゼロ!!真ん中!よっしゃ!
ってやるわけないですよね。普通に-100と+100を合わせたら0になりますよね。
ちょっと無駄に分かりにくい例え使ったかも。。。
要するに、ビミョ~な明るさの色とビミョ~な暗さの色でバランスを取るよりも、一番明るい色と一番暗い色でバランス取ったほうがわかりやすいよね、
って事です。
もちろん、明るいベージュとか暗めのネイビーとかで調節も出来るんだけど、まずは分かりやすい黒と白を使ってバランス感覚掴もうね、ってカンジ。
じゃあ具体的に良いバランスって何?
となると次は、じゃあ具体的に白と黒でどんなバランスを取ればええの?って聞きたくなりますよね。
どんなバランスが一番オシャレなんですか!!!?????教えてください!!!!!!!!!
って質問してくる人とか居そうですが、ちょっと待ってね。
残念ながら、このバランスが一番!ってのは無いんです。
まあそんなのがもしあったら、オシャレな人みんなおんなじような格好になっちゃうから気持ち悪いよね。笑
でも、逆に避けるべきバランスってのはあります。このバランスはやめときましょうね、っていうようなバランスがあるんです。
だからそこを知っておけばOK。
今回はこの避けるべきバランスを紹介し、さらにこの白と黒を使ってこれを確実に回避する方法を紹介して終わろうと思います。
極端に暗い・極端に明るい服装は避ける
避けるべきバランスは非常に簡単。
それは、全身暗い服装・あるいは全身明るい服装はやめましょうって事です。
もちろん全身でなくても、パッと見てあまりにも暗すぎる服装、あまりにも明るすぎてボヤっとする服装は避けたほうが無難です。
もちろん全身暗い・全身明るい服装も、不可能ではないです。でも、難しいから初心者はやめましょう。多分ミスります。
全体的に明るい服装をする時のコツや、逆に暗い服装をする時のコツってのもある程度あるのですが、それは長くなるのでまた話します。
程よい明るさ、程よい暗さ。これを意識しましょう。
絶対に明暗バランスでミスらない方法
とはいっても、程よいってなんやねん!と思うでしょう。思いますよね?
そのために、小林君は白と黒をゴリ押ししてるってわけです。そうそう、白と黒なら超バランス取りやすいんでしたね。
今日の一番大事なポイントはココ!ここからだよ!
どれだけ初心者でも、どんなに色使いが下手くそでも絶対に明暗のバランスで失敗しない方法があります。
絶対に明暗バランスで失敗しない方法、それは、
●全身に『白』と『黒』をそれぞれ最低一か所以上入れる
です。
アウター / インナー / パンツ / 靴 / 靴下 / 帽子 etc…
の中で、最低でも必ず一か所に白と黒をそれぞれ入れてください。
たとえば、

これだったらインナーのシャツが『白』、靴とリュックは『黒』ですよね。

これだったらインナーのシャツが『白』で、靴とリュックに黒が入っていますよね。ちょっと黒の配分は少な目ですけど、一応条件は満たしています。
ちなみに、あまりにも小さい面積ってのはやめましょう。
最低でも靴とか、それくらいの面積はほしいところです。
まあこれを守るだけで100%とは言えないかもしれないですが、ほぼ確実にある程度いい感じの明るさのバランスになります。
少なくともえげつないミスはしないはず。笑
あとはお好みで、明暗を意識しながら微調整してみてください。
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まとめ
途中ちょこっと理屈っぽい話もはさんじゃいましたが、大事なポイントを最後にもう一度押させておきましょう。
まず、服装では『明暗のバランス』を考えることが大事で、
明暗のバランスは『白と黒』の使い分けから慣れていくのが一番オススメでした。
で、理想のバランスってのはないんだけど、極端に暗かったり明るかったりするのも難しいからやめとこうねって話でしたね。
大事なのは、
●白と黒を使い分けてバランスを取る
●バランスは偏りすぎるとよくない
●白・黒を一か所ずつ入れれば大丈夫
この3点ですね。最低この3点だけでも押さえておいてください。それだけでも初心者なら大分コーデの精度は上がるはず。
今回は明暗バランスの初級編ということで、ざっくりとしたお話と使いやすいテクニックについて解説しました。
小林くんももちろん、今でも必ず服装を考える時には明暗のバランスを常に意識して考えています。
かなり見え方変わってくるので、是非一週間くらい意識的にやってみてね~~~~~。
てなかんじ。
じゃ、また!