
どうも、服を売らない店員さんです。
LINE@などで、とくに超初心者の方から服についてのアドバイスを求められた際、必ず最初にアドバイスすることが全部で3つ程あります。
1つが、モノトーン+1色の配色。
もう1つが、細身のパンツ。
そして、残りの1つが今日のテーマになる『無地を選ぶ』という事です。
超初心者の方が手持ちの服を送ってくれるとき、
その中にはもうほぼ100%と言っていいほど、柄物やプリントの入ったトップス(上半身の服)がたくさんあります。
もちろん柄物やプリントが絶対にダメ、とは言いません。
しかし僕はそういった初心者にアドバイスするときには、絶対に無地を選ぶように伝えます。
無地だと地味過ぎないですか?との心配の声もあるかと思うので、
なぜ初心者は柄物やプリントは避けたほうが良いのか、今回の記事では分かりやすく解説しようと思います。
特に超初心者の方は必須項目になるので、絶対に最後まで読んで下さい。これ読まずにLINE@で質問なんてしないでくださいね。笑
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柄物は無地の数倍むずかしい
まず柄物やプリントのアイテムは、無地のアイテムを使うよりも何倍も合わせるのが難しいと思ってください。
なぜ柄物は難しいのか、理由は色々あります。特に3つまずはピックアップして紹介してみます。
柄物が難しい理由① 色が複数になる
例えばこのような迷彩柄の場合。
迷彩という柄は中学生から大人まで幅広く人気な柄で、実際に持っている人も多いかと思います。
しかし、これをよく見て頂いたら分かるのですが、この迷彩柄の場合すでに4色も入ってしまっているのに気づきますよね。
- ベージュ
- ブラウン
- カーキ
- 黒
迷彩柄の場合、たったのワンアイテムだけで4つも色が入ってしまう事になります。
このブログでは、初心者はまずモノトーン+1色の配色を強くオススメしていますが、たとえば迷彩柄を一つ使うだけで【+3色】になります。
難易度が高くなるのも当たり前の話ですよね。笑
モノトーン以外の色(白黒グレー以外の色)を使う場合、 色の相性というのも考えなければならないようになります。
だから色がたくさん入ってくるほど難しくなるわけで、もちろん柄物を使えば難しくなりやすいのは当然の話なんですね。
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柄物が難しい理由② センスが出る
柄物やプリントのアイテムを選ぶ際には、少なからず『経験』が必要になります。
もちろん全体としての着こなしが洗練されているオシャレな人なら、多少変わった柄やプリントですらオシャレに着こなすかもしれません。
しかし、基本的な着こなしすらままならない初心者が、こういった柄物やプリントのアイムに手を出しても着こなせることは少ないです。
例えば同じ『チェックシャツ』でも、なんだかイケてるチェックもあればイケてないチェックもあるわけで、初心者がそれを見分けるのはまあ無理です。
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柄物が難しい理由③ 子どもっぽく見えやすくなる
柄物やプリントの入ったアイテムというのは、基本的に『カジュアル』なアイテムになります。
(カジュアルが分からない方はこちらの記事をお読みください)
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カジュアルなアイテムばかりを身に付けていると、大抵こどもっぽく見えてしまいやすくなります。
その辺のカジュアルバランスをうまく取ることが出来れば、もちろん柄物もプリントアイテムも全く問題ありません。
しかし、超初心者がカジュアルバランスをうまく取れるわけはなくて、それにほとんどの初心者はカジュアルに寄りすぎる傾向があります。
元々カジュアルに寄りすぎる上に、さらにカジュアルな柄物を取り入れると、それは当然子どもっぽくなりますわなぁということですね。
なぜ、柄物を選んでしまうのか?
ではなぜ、初心者は面白いようにみんな柄物やプリントアイテムに吸い寄せられてしまうのでしょうか?
それは初心者がみんな『単体で差別化を図ろうとしているから』に他なりません。
単体で差別化を図るとはどういう事かというと、他の人との服装に違いを出すために『アイテム単体のデザイン』で目立とうとするということです。
例えば、よく中学生や高校生に真っ赤な靴や、やたらとゴツい靴を好む人っていると思いますよね。
何でこんなによく見かけるのかというと、みんな目立つ靴を履くことによって周りと差を付けようとしているからです。
あなたも、
単体で見てめっちゃかっちょいいデザインだから買ってみたものの、合わせてみるとなんだかなぁ、、、
という経験ってあると思いますが、それがまさにこのことです。
でもそれは普通に考えたら別に変な事ではなくて、周りと差を付けようと思えばデザインで差を付けようってまず考えると思うんです。
僕も昔は例にもれずそうでした。
しかし、実は【初心者→中級者】になるために、まず周りと区別をつけるべきところはデザインではなく『コーデの洗練度』なんです。
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コーデを洗練させれば無地でもオシャレ
そんなこんなでLINE@などで無地を勧めると、結構多くの人が「それって地味すぎませんか?」という心配をされます。
しかし、きちんとしたシルエットで、きちんとした配色でコーディネートが出来れば、無地でも全くシンプル過ぎるなんてことはありません。
むしろ、
- シルエットがどれだけ洗練されているか
- 配色がどれだけ洗練されているか
によって、周りの人から見たときにあなたの服装への評価が変わります。
べつに派手な柄なんて身に付けなくても、
なぜかあの人はオシャレな感じするんだよなぁ
という風に思われるようになります。それこそが『コーデの洗練度』の正体です。
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【コーデの洗練度】ダサさの3大ファクター『シワ・ヨレ・ヨゴレ』に注意しよう
実際にオシャレな人は無地が多い
では最後に、それでもまだ少し信じられないというあなたに、実際にオシャレな人がどんな柄を使っているのかお見せしておきたいと思います。


これは本日(1/10)のWEARコーディネートランキングを撮ったものですが、よく見るとほぼすべてが無地だという事に気付くはずです。
もしまだ信じきれないなら、WEARの人気ユーザーのコーディネートを実際に確認してみてください。ほぼ無地ですから。
そしてちなみにもちろん僕自身、コーディネートのほとんどを無地だけで構成しています。

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まとめ:初心者はまず無地で基本をマスターしよう
もちろん無地しか使ってはいけないわけではないですし、柄物でオシャレに見せられるに越したことは無いです。
しかし、無地の方が圧倒的に使い勝手がいいうえに、特に初心者が柄物を使うのは難易度が高いということでしたね。
無地がオススメだとこれだけ口酸っぱく主張するのは、ただそれがオススメだというわけではありません。
この記事でお話したように、多くの初心者が柄物を使おうとしがちになるという矛盾も隠し持っているからなんですね。
オシャレにはこういった初心者がやりがちな、『変なクセ』というものがたくさんあります。
このブログではそれを一つ一つ変えていけるように、各記事で丁寧に解説しているので是非とも読んでほしいなぁと思っています。
この記事はSTEP.04の一部です。
初心者が最速でオシャレを学ぶ8ステップ
■STEP.01
▼オシャレになるにはどうすべきかを理解する
■STEP.02
▼まずはオシャレの土台を作ろう
■STEP.03
▼まず学ぶべき最重要理論一覧
■STEP.04 配色編
▼オシャレな色使いの全方法
■STEP.05 シルエット編
▼オシャレな組み合わせパターンを学ぶ
■STEP.06
▼脱・量産型のためのテクニック総集編
■STEP.07
▼困ったときの各種定番アイテム&ブランド
■STEP.08
▼オシャレを楽しむために