どうも、初心者ファッション塾・古着担当のタムです!
さて今回はサービスシューズをご紹介します。
初めて聞いた方は「サービスシューズ?なにそれ?」って感じですよね。笑
サービスシューズとは革靴の一種で、古着で知らない人がいないほどの超定番アイテムなんです。
ちなみに僕が革靴デビューしたのも大学二回生の時。当時の僕は、足元といえばスニーカーしか選択肢がなく・・・革靴を履いてみたいなと思いながらも、中々挑戦できずにいました。
『まず最初はどんな革靴がいいんだろう?』と探していた時 、古着屋さんで出会ったのがサービスシューズ。それから、愛用してから4,5年が経っています。
つまり、サービスシューズは革靴デビューの一足目としてはもちろん、古着上級者の方にも親しまれるアイテムなんです!
「スーツの時は履くけど・・・」「私服でどうやって履けばいいんだろう・・・」
という方に向けて、今日はサービスシューズの魅力を徹底解説していきますね!
US NAVYサービスシューズとは?

サービスシューズは、1940年代〜1990年代にアメリカ海軍(US NAVY)で用いられた革靴です。
その写真がこちら!

「え、アメリカ軍ってこんな綺麗な革靴を履いてたの?」って思いませんか? 僕は最初そう思いました(笑)
なぜこんなにキレイなデザインかというと、戦闘用の靴ではなく式典の際に用いられた革靴だからです。
「軍人が履いている靴=イカツい」と勝手にイメージをしていた僕は、このスタイリッシュな革靴がアメリカ軍のものだと知った時、かなりの衝撃を受けました!
まずはそんなサービスシューズの特徴を掘り下げていきたいと思います♪
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サービスシューズの特徴
サービスシューズは『ベーシックな形状』が特徴です。
年代によってデザインや仕様が若干異なります。例えば靴紐を通す穴(アイレット)が6個だったり、5個だったり。

(1980年代のサービスシューズ)

(1960年代のサービスシューズ)
ですが、上の写真の通りベースとなるデザインは1940年〜1990年の60年間の間ずっと変わっていません。
ちなみに形状は「外羽根のプレーントゥ」と呼ばれるもの。今回形状に関しては詳しく触れませんが(気になる方は調べてみてください)要は革靴の超王道の形ですね。
なのでビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭もバッチリなんです!ちなみに僕も成人式にサービスシューズで出席しました(笑)
成人式や結婚式の革靴に悩んでいる方もぜひチェックしてみてくださいね!
私服はもちろん、かしこまったシーンにも対応する優れモノ、それがサービスシューズです。
サービスシューズの魅力
ここまではサラッとサービスシューズの特徴をまとめました。
実はもっと語る要素は沢山あるのですが(40年代〜70年代はレザーソールで1980~はゴムソール等・・・)あえて深掘りをしません。基本的に初心者ファッション塾では小難しい説明をするつもりがないからです。
ですがもっと深く知りたい方はこのブログを読んでから、サービスシューズについて色々調べてみてください♪
ちなみにYoutubeでは若干踏み込んだ内容になっているのでこちらもよかったらどうぞ!
という事で、ここからはサービスシューズがどうカッコいいのか?魅力的なのか?に着目してお話をしていきます!
僕が思う魅力は大きく分けて4つ。一つ一つまとめていきます。
①完成されたデザイン性
採用開始の1940から1990年代のおよそ60年間、ほとんど変わらない完成されたデザイン性。いつの時代も色あせる事なく履ける普遍的なアイテムということですね。
アメリカ靴の最高峰と名高いALDENなんかもサービスシューズを意識してアイテムを発売している事から、そのクオリティは万人に認められているかと思います。
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②語れるストーリー性
ストーリーを語れる事は、古着の大きな醍醐味の一つ。
僕は「その革靴どこのブランド??カッコいいやん!」と友達に言われた時、「これ?アメリカ海軍が履いてたやつ!」ってドヤ顔で返してます。(笑)
軍モノなのにキレイなデザインのギャップに驚いてくれますよ♪
ただ愛着を持つあまり、語りすぎると引かれるので注意です(笑)
③雨にも強い抜群の機能性
基本的にはガラスレザー(表面を合成樹脂でコーティングした皮)なので雨にも強いんです!(40年代などの古いものは除く)
またソール(靴底)も80年代以降はレザーソール→ゴムソールに変わるのでさらに防水性は上がります。
革靴は雨の時、履くのをためらいがちですが、サービスシューズなら怖いものナシですね。
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④コスパ抜群
驚く事に、このクオリティで1万円以下で買える事だってあります!
ただ状態や年代よって幅があり、40年代ごろの新品未使用のサービスシューズになると中々手が出ないかもしれません。希少性が高いかつ、求めている人が多いからですね。
でも個人的には年代だけが全てじゃないと思っています。
古手のサービスシューズは確かにカッコいいのですが、個人的には新しい年代も負けないぐらいカッコいいです。
その点、80年代以降のサービスシューズ等はお手頃に買えるので、個人的には年代の新しいタイプを全力でオススメします。またガラスレザーかつゴムソールなので雨にも強く履きやすいという機能性は、40年代等の古いモノにはないメリットです。
ちなみに僕がお世話になっている古着屋さんでも、80年代デッドストック(新品未使用)のサービスシューズが3万円で販売されています。デッドストックでは中々見かけません。「革靴は新品がいい!」という方は長く愛着を持って使えるのでオススメです^^
まとめ:サービスシューズは革靴デビューから玄人まで楽しめる名作
いかがでしたか?
まとめるとサービスシューズは
- 完成されたデザイン性
- 語れるストーリー性
- 雨にも強い抜群の機能性
- コスパ抜群
という4つの魅力があります!
僕は「革靴といえば?」と聞かれると、真っ先に「サービスシューズ」を答えます。
革靴デビューにも最適な、完成されたデザイン性・そして古着玄人がつい語りたくなるようなストーリーのある素晴らしい革靴です!
気になる方はぜひ探していてはいかがでしょうか♪
よかったら動画でも説明しているのでどうぞ!
今日はここまでで。最後まで読んでいただきありがとうございました!