
革の製品は男のロマン。
レザーと一口に言っても、『無骨な男らしい質感』『上品で高級感のある質感』などなどさまざまですよね。
しかし、とにかく言えることは、革製品は安い買い物ではないということ。
数万単位の買い物になるので、絶対に失敗したくないですよね。特に初めて本格的な革製品にチャレンジする人なんかだと、まだまだどういったものや店を選べばいいのかもいまいちピンときていない。
しかし、世の中レザーショップは山ほどあります。しかもピンキリ。どこから手を付けて良いのかわかりやしません。
たいていのレザー初心者の場合、レザーショップに求めることって以下の三つだと思うんです。
- 価格が良心的で
- 高品質で
- デザインが素敵
価格がそれなりに安くても質が悪けりゃダメ。高品質でもデザインがダサいとダメ。デザインが良くても高すぎたら買えない。

この3つの円を満たすレザーショップを、僕はずっと探していたわけです。そして、ついに出会ってしまいました。
それがMens Leather Store(メンズレザーストア)というショップです。
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レザーショップ『Mens Leather Store(メンズレザーストア)』

こちらの写真はメンズレザーストア公式ホームページをキャプチャしたものです。もうこれを見ただけでよだれが出そうになりますね。
手でスリスリしたくなるこの質感。この気持ちわかってもらえるでしょうか??
とにかく見ればわかってもらえると思うのですが、僕がこのメンズレザーストアを推す理由は3つあります。
- 世界品質の日本製
- 抜群のコストパフォーマンス
- 普遍的で万人に理解できるデザイン
どれが1つ欠けてもだめです。この3つがそろっているからこそ、僕はこのメンズレザーストアをここまで推せるわけです。
①世界品質の日本製

とにもかくにも日本製の安心感は計り知れません。
メンズレザーストアのセレクトする製品は、すべてが日本製です。
それだけではなく、その日本の革職人やレザーブランドの中でも、
- 『情熱』
- 『想い』
- 『職人としての誇り』
- 『細部に至る品質』
このすべてに共感したもののみ、厳選して取り揃えているレザーショップこそがこのメンズレザーストアです。
でもこれ、確かに実感としてありました。どの製品を見ても、一つとして名前負けするような見栄えのものがないんですよね。

あぁ、この質感ほんとやばいですね・・・思わずため息がもれます・・・w
後で実際に手に取ってみたものの感想も書きますが、とにかく品質に関しては心配するところが全くありません。満点もしくはそれ以上です。
とはいえ、素晴らしい品質のレザーショップはほかにもあるわけです。ここの何がすごいかというと、このクオリティに対する圧倒的コストパフォーマンスです。
②抜群のコストパフォーマンス

このクオリティのレザーショップになってくると、普通は平均でも6~80000円前後の商品がほとんどなことも少なくありません。めちゃくちゃ安いものでも30000円前後はしちゃいます。
ですが、メンズレザーストアのセレクトしている革製品だと1万円を切るものすらあります。普通の二つ折り財布でも1万円台のものがあったりします。
もちろんクオリティも素晴らしいもので、です。
中には7~8万円のものありますし、6000円台で買えるような革製品もある。とにかく選択できる価格帯の幅が広いのが非常にうれしいです。
クオリティが保証されていて、なおかつコスパも良好。
これだけでもかなり高得点なのですが、極めつけはデザインです。というか、ここが一番個人的にうれしかったポイントです。
③普遍的かつ万人に理解できるデザイン

ここです。ここが一番のポイントです。
世の中レザーショップはたくさんありますが、多くのショップで『独特のデザイン』を施してくることが多いんですよ。
- ワンポイントで余分なものを入れてきたり。
- 微妙に変な配色だったり。
これまでそれが原因で何度買うのをやめたことか・・・というくらいです。
The シンプルな僕好みのデザイン

正直半分くらい僕の趣向も入るのですが、とにかく普遍的かつシンプルなものが僕が大好きです。レザー製品なら特にそう。
- シンプル
- 普遍的
- 上品
この3つの特徴を満たすのが、メンズレザーストアの取り扱う製品のデザインです。
シンプルで、万人受けするデザイン、なのに圧倒的な存在感を放つ。
僕にとっては、これ以上に必要なものが凝縮されたものはないと思います。
あなたもそう思いませんか??
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実際に手に取ってみてみました

とはいえ、ここまではあくまでもネットで見た感じの話。ブログで紹介するにはきちんとこの目で確認しておかなければなりません。
ということで、記事掲載の代わりにメンズレザーストア様から製品を3点ほどお借りすることができました。
今回借りたのが、個人的に気になった以下の3つの革製品。
1つずつ、感じた感想をレビューしてみます。
ブライドル二つ折り財布

コードバンと並び最高級の革と呼ばれるブライドルレザーを使用したのが、FESONのブライドル二つ折り財布です。
イギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法。FESONの財布では創業130年の英国名門タナリーであるセドウィック社のブライドルレザーを採用。
ブライドルレザーは非常に堅牢(丈夫)な素材で有名です。革の天敵・水にも比較的強い素材で、雨や水滴に強いのはかなりのメリットですよね。

表面に浮き上がった白い粉模様は『ブルーム』と呼ばれ、ブライドルレザー最大の特徴。表面にロウを何度も塗りこみ、繊維を引き締めていることでこのような粉模様が現れます。
ブライドルレザーは特に経年変化のわかりやすい革。染み込んだロウが使えば使うほどに革になじみ、日を重ねるごとに渋みを増していきます。

内側はヌメ革。こちらもまた、外側とは違った経年変化を楽しめる素材になっているのもうれしいです。
無駄な装飾一切なし。
the シンプルなクオリティ勝負の財布。
余分なデザインを排除した普遍的な形。趣向の変化で飽きたりしない、『相棒』になるような長く使える財布に仕上がっています。

そしてFESON最大の特徴はその美しすぎるコバ。
コバとは革の裁断面のことで、ここの処理は非常にデリケートかつ繊細な作業が必要とされます。言い換えれば、コバの美しさでその財布のクオリティが分かってしまうほど。
「そんなことで?」
と思われるかもしれません。ですが、このコバ処理こそまさに職人の腕の見せ所。
FESONの美しいコバを目の当たりにすれば、革好きの知人さえうなることも間違いないでしょう。
FESONのブライドル二つ折り財布を詳しく見たい方は、こちらからどうぞ。
ではさらに、続けてFESONの製品をもう一つ。
アドバン名刺入れ

続いては名刺入れ。
こちらもFESONの製品ですが、アドバンレザーという特殊な革を使用しているのが最大の特徴。
実はぼく、アドバンレザーという言葉を初めて聞いたのですが、調べてみるとアドバンレザーに関してはFESONがかなり有名みたいです。
1層目と2層目で、同系色で違う濃さの顔料を使用。そして、2層目の表面を部分的に磨くことでアンティーク調の色ムラと鮮やかな色が実現します。

実際目で見て、手に取ってみました。これはかなりクセのある表情をしています。
しかし、どことない高級感を醸し出す。
もちろんその高級感を特に下支えしているのは、先ほども説明したFESON最大の売りである『コバの美しさ』。

10000円台でこのクオリティが手に入るのは、驚きです。
ヘタに有名ブランドに手を出すくらいなら、このようなクオリティと普遍的なデザインを兼ね備えた”知る人ぞ知る”レザーブランドの製品を持っている方が、圧倒的にぼくは渋さを感じますね。
FESONのアドバン名刺入れをさらに詳しく見たい方は、こちらからどうぞ。
では、そんなシブさが欲しいあなたの心をくすぐりまくる、とっておきの財布を最後に紹介しておきましょう。
アニリン染めコードバンミニウォレット

見た瞬間に思いました。これはヤバい。
これはレビュー用にとお借りしたものだったのですが、そのまま持って帰ってしまおうかと思うくらいにドストライク・・・。笑
とりあえず、少しばかりこの財布の美しさについて語らせてください。

まずはなんと言ってもこのツヤ感ですよ。わかりますか?この美しいツヤ感が・・・
特にこの知性の象徴とも呼ばれる深緑色が、有無を言わさぬ大人の魅力を醸し出しています。
言わずもがな、こちらは革の王様・コードバンですね。別名『革のダイヤモンド』とも呼ばれるそのツヤ感が特徴で、非常に希少性の高いレザーです。
しかし、それにしても美しすぎる。

なぜこんなに美しいのか?と思い詳しく見ると、なんとコードバン染色で世界最高峰と呼ばれる『レーデルオガワ』が染色を手掛けていました。
しかし美しいのは外側だけではありません。

内側には、あの栃木レザーの本ヌメ革が使われています。
革の美しさはもちろん、正確なステッチ(縫い目)や無駄のないデザイン。そして、革の色と金色のホックの調和が素晴らしい。
コンパクトなサイズ感で、さらにホックで留めることができるのも個人的には素敵なポイント。
正直、こんな財布を使っている友人がいれば嫉妬しますね・・・。それくらい僕はカッコいいと思わざるを得なかった財布でした。
このアニリン染めコードバンミニウォレットをさらに詳しく見たい方は、こちらから。
メンズレザーストアが取り扱うブランド
もちろん、今紹介した製品はほんの一部。
現在、メンズレザーストアでは以下のようなブランドを取り扱っているようです。
- Crevaleathco
- MASAMI TANAKA
- ATSUSHI YAMAMOTO
- CIMABUE graceful
- Bluestone
- FESON
- Flathority
- 二宮五郎商店
- 無二
ほとんどが初めて聞いたブランドでした。しかし、調べてみると全てが確かなクオリティを誇るブランドのようです。
男性ならわかってくれると思うのですが、
こういった『知る人ぞ知る』系のブランド製品をワンポイントで持っているのに憧れませんか?
ベタな有名ブランドで落ち着くのも悪くない。
だけど、このような『知る人ぞ知る』ハイクオリティな製品を持っている方が、僕は圧倒的にシブさを感じます。
全てがハイクオリティ。だからこそ推せる。
しかし、『知る人ぞ知る』製品と出会うのは非常にたいへんです。それは、何が本物で何が本物でないかを見分ける”目”が必要だから。
そんな中で、このメンズレザーストアは本当に頼れる存在になります。
なぜならメンズレザーストアの製品は、すべてがハイクオリティを保証されているからです。
そして無駄なデザインも施されていない。
コストパフォーマンスも良好。
つまり、『知る人ぞ知る』革製品に出会いたいなら、とりあえずこのメンズレザーストアに訪れればまず失敗しないということを意味します。
こんな店をずっと探してたんですよ。
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レザーショップ・メンズレザーストアのマイナス点
さて、ここまでレビューも含めてべた褒めしてしまいましたので、そうでない部分もしっかりと触れておきたいと思います。
これだけ良い点のあるこのレザーショップにも、もちろんデメリットがあります。そこも見ておくべきところですね。
それは大きく分けて2つあります。
メンズレザーストアのデメリット1:実店舗がない
強いて挙げるなら、ここが最大のネックになるでしょう。
今のところメンズレザーストアには実店舗がありません。オンラインストアのみでの販売となっています。
ですので、店舗に必ず足を運びたいタイプの人にとっては残念なポイントでしょう。
しかしこれ、逆に言うと強みでもあります。
ここまでのコストパフォーマンスを発揮できるのは、逆に言うと実店舗を持たずにコストを削減しているからこそなんですよね。
そのうえ、サイトではかなり詳しく詳細の写真がアップされています。

実際に手に取ってみた感想としてもほぼイメージ通り。『思っていたのと違う』という部分はほとんどありませんでした。
しいて言うならサイズ感ですが、大きさもしっかりと記載されているので確認すれば問題ないでしょう。
とは言っても、『どうしても手に取ってからじゃないと買いたくない!』という方にはあまりおすすめはできないかもしれません。
メンズレザーストアのデメリット2:在庫切れが多い
もう一つ、眺めていて感じたのは在庫切れが結構多いなということです。
めちゃくちゃいい!と思ったものでも、在庫が切れちゃってるやつは結構あったんですよね。ここは少し困ります。
こだわって一つ一つ作っている分、大量生産ができないのでしょう。これはいい面の裏返しとも言えるので難しいところです。
ちなみにQ&Aを見ると、在庫切れでも再入荷はあるそうでした。

どうしても手に入れたいものは再入荷待ちも一つの手ですね。
いずれにせよ一目惚れしたもので在庫が残っているなら、在庫が切れる前に早めに手に入れてしまう方がいいかもしれません。
さいごに

これらのデメリットを踏まえたうえでですが、やはりこのメンズレザーストアはめちゃくちゃいいと思います。
ふとした瞬間に見られる財布。この部分をこだわりたいという思いは、男性陣なら誰しもあると思います。
だからこそ失敗したくない。
絶対的にいいもの、そして誰もが『カッコいい・・・』と思わざるを得ないもの。
そんなお気に入りの財布・革製品を手に入れたい時、このメンズレザーストアが非常に頼りになることは間違いないでしょう。
- ①価格が良心的で
- ②高品質で
- ③デザインが素敵

この3つの円の重なり合う部分にあるレザーショップ。それがメンズレザーストアです。
僕もこれから革製品を手に入れたくなったら、まずこの店をチェックしにくることになりそうです。
手に入れた方は、ぜひ感想を教えてくださいね♬